口コミが良い宿に泊まって分かった接客術

 

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セラピストはむまるです。

私は一年に一度温泉を楽しみますが、秋田県仙北市乳頭温泉という十和田湖駅からバスで50分ほどの場所にある『妙乃湯』というお宿に泊まったときの接客が、「なるほど!これは人気がでるな!」と思いましたのでお話しします。

 

 目次

 

1過度でない接客術

接客と言っても同じお店内で、ものの言い回し等人によってバラバラです。私自身はお客様に「丁寧すぎる」と言われてしまうのでラフな感じでしゃべりたい方へ合わせるのに苦労してしまうのが難点です。

 

妙乃湯』では案内係のような方はごく普通の接客でしたが、穏やかな方でした。ただ後から分かりましたが、ここのスタッフの方は優しくにこやかな方ばかりでみなさん『プロ意識』を持って働いているというのが伝わりました。乳頭温泉は『湯めぐり帳』なるものがあり(泊まった宿のフロントさんで購入できます)1800円ほどで乳頭温泉郷の温泉施設をまわる事ができます。時間的に一日ですべてを回る事ができませんでしたが、それでも4カ所まわることができました。日帰り温泉での接客では善し悪しつけるほどの接触はありませんが、私の感想は『妙乃湯に泊まってよかったなー』でした。

 

発する言葉がなくてもにこやかな笑顔はやっぱり安心しますし、人の警戒心をときます。自分では微笑んでいるつもりでも、意外と真顔だったりします。一人の方だけが優れた接客よりも働く方がみんな笑顔でにこやかだというほうが全体としていい印象を与えるのだと思いました。

 

2お食事のご案内について小話

お夕食は地元秋田の郷土料理でした。お米は、あきたこまちで、きりたんぽからお野菜たくさんとお魚でした。配膳係と思われる方が秋田名物についての由来の小話をまじえながらお食事が始まりました。食べ物に限らずですが、そのものの歴史を知ると少なからず愛着がわきますよね。おかげでとてもおいしくいただきました。

 

3おにぎりにしてくれました

お野菜お魚中心で久々に胃に優しいお食事でしたがおひつに入ったあきたこまちをどうしても平らげることができません。連れもお腹が限界でした。なので、いちかばちかで持ち帰りたい(お部屋にお持ち帰り)旨をつげるとあっさりと「おむすび」のご案内をうけました。みなさんよくそうしているのかもしれません。お部屋に帰ると三角おにぎりとちょこっと漬け物、おしぼり、割り箸にラップがかかっていました。

ちなみにこれまた朝食でも納豆のお持ち帰りを希望したところ保冷剤+手提げ袋に入れてくれました。

 

4まとめ

日本のサービスは世界一だと思っていますが、一定のレベルが当たり前になってしまいなかなか差別化するのは難しくなってきていると感じます。1日たつと人は74%忘却するのだから、よけいに難しいですね。それでも接客で一番だいじなのは笑顔でいることです。笑顔でいることで人は相手から目には見えない感情や姿勢も読み取れるのではないでしょうか。接客の原点であり基礎ですが、笑顔の重要性を頭にいれておくだけであなたの口角も1㎜あがるかもしれません!

 

(今回特に触れていませんが、温泉自体も最高でした)

 

最後までお読みいただきありがとうございました!